執行委員長のご挨拶
Greeting
新しく結成しましたユニオン カントの執行委員長に選出されました鈴木剛(すずきたけし)と申します。この組合が何を大切な理念にしているのか、結成にあたりご挨拶申し上げさせて頂きます。
私は非営利の協同組合に勤めた後に「一人でも誰でもどのような職種でも加入することが出来る労働組合=合同労働組合(ユニオン)の活動に関わり20年以上になります。この間に遮二無二働き、2023年の1月26日に職場である組合事務所で脳内出血を発症して倒れ、救急搬送され、緊急手術の末に一命をとりとめました。
その後、半年間の入院生活とリハビリを重ね、社会復帰を果たしましたが、左半身に麻痺の障害が残りました。そのときの苦しい経験から、社会復帰にあたり、私が好きなアイヌ民族の諺である「カント オロワ ヤク サク ノ アランケプ シネプ カ イサム」=「すべてのものはこの世に役割を持って存在している」という考え方(大ヒットコミック【ゴールデンカムイ】の副題でもあります)を正面に据えて、天(カント)から与えられた大事な命を、世のため、人のため、自分自身のために使ってゆこうと決めました。
新しく労働組合を立ち上げるにあたっては、組合のメンバーに上下を作らず、みんなが対等にそれぞれの役割をもって存在していることを基本理念に据えて、活動を進めてゆこうと考えました。労働相談活動においては、多くの労働者が職場内でいじめやリストラや不当な不利益変更で苦しめられ、多くの方が心身を病み、誰にも相談できないで苦しんでいる状況に直面してきました。
「ユニオン カント」は、こうした労働者の苦しみに寄り添い、ともに手を携えて問題を解決してゆく組織をめざします。どうぞ、職場での悩みについては遠慮なく電話やメールを頂ければと思います。一度だけの人生、誰もが幸せに生きてゆける社会に向けて、小さな一歩を踏み出したいと思います。
ユニオン カント
執行委員長 鈴木 剛

